こんにちは!
ボディデザイナーの黒澤です。
産後のぽっこりお腹の原因、解決について話していきます。
なぜ出産をしてお腹ぽっこり出てしまうのか?
妊娠中は、赤ちゃんを守るために脂肪を蓄えやすくなります。
また、お腹が大きくなるにつれて腹筋が伸ばされ、骨盤が開いて腹部や骨盤周囲の筋肉が緩んだ状態になります。
ホルモンバランスの影響で冷えが起こり、血液循環が悪くなること、食生活の乱れ等の影響があり、基礎代謝が低下していきます。
基礎代謝が下がってしまうと、消費エネルギーが少なくなってしまうので、脂肪が燃えにくくなってしまいます。
どうしたら産後前のお腹に戻せるのか!?
まずは骨盤を戻すのが最優先です!
出産により骨盤が開くことで骨盤周囲の筋肉が緩んだり伸ばされてしまいます。
この状態が産後続くことにより骨盤を支える筋肉が弱くなっているため内臓の位置が下がってきてしまいます。
骨盤を支える筋肉とは主に、腹横筋、内転筋、骨盤底筋。
この部位を狙ってトレーニングを行い刺激を入れて戻していきましょう。
どういったトレーニングをするの?
・ドローイング
お腹を引っ込めるトレーニングです。
1.仰向けに寝て、お腹を真下に引っ込めながら呼吸を続けます。30秒を目標に行いましょう
2.真下にお腹を引っ込めるだけでなく、下腹部を引っ込めるイメージと、胸郭の下から内側に引っ込めるイメージの両方を行いましょう
・ヒップアップ
1.仰向けになり、足を腰幅に広げます。 足裏が地面にしっかりつくようにひざを立てます
2.息を吸いながらお尻を上げていきます
3.息を吐きながらゆっくりと背骨1本ずつ床につくように意識しながら、背中を下ろしていきます
・ワイドスクワット
1.足を肩幅よりもこぶし2~3個分、外側へ開いて立つ
2.胸を張り、軽く腰を反らせた状態で関節と膝を曲げていき、カラダを下ろす
3.太ももと床が平行になるまで下ろしたら、ゆっくりと元の姿勢に戻る
お腹が気になってもすぐに運動をするのはやめましょう!
産後は体がダメージを受けているため、特に静養が必要な産褥期は、ゆっくりと体を休めてください。
分娩後に母体が妊娠前の状態に戻るまでの6週間の期間を産褥期といいます。
産後6週間以降、体調が回復してきたと感じたら、軽い運動から始めてみましょう。