こんにちは!
ABY.GYM ボディデザイナー
黒澤です。
今日は、脂質について解説していきます!
脂質と聞くと‥
脂質=脂肪。
って思う方もいらっしゃるかと思います。
実は、脂質を摂らないと身体に異常をきたしてしまう恐れがあります。
では解説していきます。
脂質は体に悪いですか?
脂質をとりすぎると、肥満、心筋梗塞をはじめとする循環器疾患のリスクを高める可能性があります。
また、脂質が多い食品を中心とする食生活は、結果として飽和脂肪酸やトランス脂肪酸の摂取量を増やすこととなります。
これらは血液中のLDLコレステロールを増加させ、このことも循環器疾患のリスクを高めます。
脂質を全く取らないとどうなる?
脂質はとりすぎると、脂質異常症になる危険性が高まりますが、逆に不足することもリスクになります。
脂質が不足すると、脂質と共に吸収される脂溶性ビタミン(ビタミンA・D・E・K)が吸収されにくくなり、ビタミン欠乏になるリスクがあります。
ビタミン不足になると、体は負担を負いながら正常な機能を保とうとします。
その結果、臓器に異常がないのに倦怠感や疲労感、目まい、頭痛、動悸、息切れ、発汗異常、便秘、下痢などの不定愁訴が現れます。
どのような物から脂質を摂ればいいのか?
トランス脂肪酸の摂取を控え、不飽和脂肪酸(DHA、EPA)を摂取することをお勧めします。
血液中のコレステロールや中性脂肪を減少させ、血液の循環をよくする効果があり、動脈硬化・心臓病・がんの予防につながります。
具体的には、まぐろやさば、しゃけ、さんま、あゆなどに多く含まれています。
魚類以外では、えごま油やアマニ油といった植物油にも多く含まれています。