こんにちは!

足立区綾瀬パーソナルジムのボディデザイナー黒澤です。

「最近、40代に入ってから太りやすい」「階段で息切れ」「膝痛腰痛が増えた」——その背景には、運動不足加齢が重なることで進む下半身の衰えがあります。

老化は足腰から”という言葉どおり、下半身トラブルは放っておくと生活の質を下げ、ロコモ(ロコモティブシンドローム)やサルコペニアフレイルへとつながる健康リスクです。

なぜ「運動不足 × 加齢」で足腰が弱るのか

1. 筋肉量の低下(サルコペニア)で代謝が落ちる

• 年齢とともに大腿四頭筋・ハムストリング・臀筋が減りやすい

• 筋肉減少=基礎代謝低下で「40代 運動不足 太る」に直結

• 下半身が弱ると姿勢悪化腰痛膝への負担増

2. 関節の可動域低下と姿勢崩れ

股関節・足首が硬くなる→歩幅が小さくなり転倒リスクUP

骨盤の前後傾・猫背が進み、肩こり・腰痛が慢性化

3. 血流・リンパ循環の低下

むくみ・冷えが慢性化し、だるさや疲労感が抜けない

• ふくらはぎ(“第2の心臓”)のポンプ機能低下で下半身太り

運動不足が招く主な「下半身トラブル」

変形性膝関節症・膝痛:太もも前後の筋力低下+体重増で膝に負担

腰痛・坐骨神経痛:体幹・臀筋の弱化と股関節の硬さが原因

股関節痛:可動域制限と筋力アンバランス

転倒・骨折リスクバランス能力低下骨密度低下(骨粗しょう症)

むくみ・冷え・下半身肥満:活動量不足による循環不良

ロコモ・フレイル:移動機能低下→外出減→さらなる運動不足という悪循環

自分でできる「下半身チェック」(月1回)

1. 30秒いす立ち上がりテスト:両腕胸組み→30秒で何回立てる?(目安:女性40代20回/50代18回/60代16回)

2. 片脚立ちテスト:左右それぞれ30秒静止できるか

3. 足首背屈テスト:壁に向かって膝をつける“壁ドン”可動域(指3本分以上が目安)

4. 歩幅チェック:いつもより10cm広く歩けるか(股関節の可動性・臀筋の働き確認)

スコアが低い部分こそ、運動不足の改善ポイントです。

これで解決!運動不足を断ち切る「自重トレーニング」メニュー

※痛みが強い・急性症状がある場合は医療機関へ。フォーム優先、無理をしないが鉄則。

1)スクワット(下半身総合・代謝アップ)

目的:大腿四頭筋・ハムストリング・臀筋、姿勢改善

やり方

1. 足は肩幅、つま先はやや外。胸を張り、お尻を後ろへ引く

2. 太ももが床と平行までしゃがむ(膝はつま先方向)

3. かかとで床を押して立つ

回数:10〜15回 × 3セット 頻度:週2〜3

よくあるNG:背中が丸まる/膝が内側に入る(膝痛 予防のため膝トラッキングを意識)

2)ヒップリフト(臀筋・骨盤安定)

目的:お尻・体幹強化、腰痛 改善

やり方

1. 仰向け・膝90度、かかとはお尻近く

2. お腹を軽くへこませ、お尻を締めて骨盤を持ち上げる

3. 肩〜膝を一直線で1秒キープ→ゆっくり下ろす

回数:12〜15回 × 3セット

3)カーフレイズ(ふくらはぎ・むくみ解消)

目的:下腿三頭筋強化、むくみ 解消・冷え改善

やり方

1. つま先立ち→かかとゆっくり下ろす

2. 壁や椅子でバランスサポートOK

回数:15〜20回 × 3セット(片脚ver.は10〜12回)

4)タオルクランチ(体幹・骨盤安定)

目的:腹直筋・腹圧アップ=腰痛 予防

やり方

1. 仰向け、膝90度。タオルをピンと張って両手で持つ

2. 息を吐き、肋骨を締める意識で肩甲骨を少し浮かす

回数:12〜15回 × 3セット

5)プランク(体幹・姿勢)

やり方:肘肩直下、頭〜踵を一直線、お腹・お尻を軽く締める

時間:20〜40秒 × 3セット(膝つきでOK)

6)片脚立ち(バランス・転倒予防)

やり方:洗面・キッチンでながら運動として

時間:左右30秒 × 2セット(目線は正面、骨盤水平)

4週間プログラム(運動不足からの再スタート)

週1〜2(基礎期)

• スクワット10回×2、ヒップリフト12回×2、カーフレイズ15回×2、プランク20秒×2、片脚立ち20秒×2

毎日合計15分、フォーム重視

週3(負荷アップ)

• 各3セットへ、サイドランジ追加(10回×2)

• ウォーキング20〜30分(できれば大股・腕振り

週4(定着期)

• 回数+2〜3回、プランク30〜40秒へ

• 段差を使ったステップアップ10回×2を追加

※筋肉痛は48〜72時間で回復。同部位は1日おきが目安。

生活に溶け込ませる「ながら運動」Tips

歯磨き中:片脚立ち・カーフレイズ

キッチン:シンク前でヒップヒンジ(お辞儀)10回

掃除機がけ:ランジ歩行で股関節を大きく使う

信号待ち:お尻キュッと締める“骨盤締め”10秒×3

完璧より継続”。1日合計10分でも、運動不足 解消下半身トラブル 予防に十分な投資です。

食事&回復の基本(超要約)

たんぱく質:体重×1.0〜1.2g/日(筋肉維持・サルコペニア 予防

水分:こまめに(むくみ・だるさ軽減)

睡眠:7時間目安(回復ホルモン)

体重だけでなく:ウエスト・太もも周径、片脚立ち秒数で進捗管理

よくあるQ&A

Q. 膝が痛くてスクワットが怖い…

A. まずはいすスクワット(椅子タッチ)で可。膝はつま先方向お尻を後ろに。痛みが続く場合は専門家へ。

Q. 時間が取れません

A. 朝5分+夜5分の分割でOK。ながら運動を積み上げれば合計10分はすぐ達成できます。

Q. 何週間で効果が出る?

A. 個人差はありますが、2〜4週間で「階段が楽」「むくみが減った」など体感が出やすいです。

まとめ:今日から“足腰ファースト”で老化にブレーキを

運動不足 × 加齢は、下半身トラブル・膝痛・腰痛・むくみなど健康リスクを加速

自重トレーニング+ながら運動で、ロコモ・サルコペニア 予防

40代 運動不足 太ると感じたら、まずは足腰から立て直す

サポートのご案内(必要な方へ)

ABY.GYMでは、年齢・体力・痛みに合わせたフォーム指導下半身強化プログラムを個別に作成します。

「一人だと続かない」「膝や腰が不安」という方は、体験セッションで安全で続くやり方を体感してください。

投稿者プロフィール

ボディデザイナー 黒澤 貴寛
ボディデザイナー 黒澤 貴寛
1991,10,6生まれ 茨城県出身

運動を習慣にして、理想のカラダを手に入れるパーソナルジム

運動を習慣にする大切さを伝えたく独立

■実績・受賞歴
21,SUMMER STYLE AWARD 東京予選 2位
22,NABBA WFF JAPAN 出場

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