「昨日より1kg増えてる…!」

「朝と夜で体重が全然違う!」

そんな風に、体重の変動が激しいと不安になる人も多いですよね。

でも実は、体重の増減=太った・痩せたではありません。

この記事では、体重が日々変動する原因と、正しいダイエットの考え方を解説します。

■ 体重が1〜2kg変動するのは“普通のこと”

人の体重は、1日の中でも1〜2kg変化するのが当たり前です。

これは、水分量・食事内容・便通・ホルモンバランスなど、さまざまな要因によって変わります。

つまり、

「体重が増えた=脂肪が増えた」ではなく、

「一時的に体の中の水分量や食事量が変わっただけ」なんです。

■ 体重が変動する主な原因5つ

① 水分の増減

体の約60%は水分でできています。

塩分を多く摂ったり、水分をあまり取らなかったりすると、体内の水分バランスが乱れて体重が増減します。

💡ポイント

• 塩分多めの食事 → むくみ・一時的な体重増加

• 汗をかいたり、排出が多い → 一時的に体重減少

水分による体重変化は脂肪ではないので、心配しなくてOK。

② 食事の量・内容

食べたものの「重さ」も体重に直結します。

特に夜に食事をすると、翌朝はその分体重が増えて見えます。

炭水化物(糖質)は体内で水分と結びつくため、糖質を多く摂るほど一時的に体重が増えやすくなります。

🍚例:

ご飯1杯(約150g) → 水分と合わせると+300〜400gの変化

③ 便秘・腸内環境

便が溜まっていると、その分体重が増えて見えることも。

腸の動きが悪いと、体重が1〜2kg増えることもあります。

✅ 対策

• 食物繊維(野菜・海藻・発酵食品)を摂る

• 水を1日1.5〜2L飲む

• 軽い運動で腸を刺激する

④ 筋トレや運動による一時的な変化

筋トレをすると、筋肉に一時的な炎症や水分保持が起きます。

そのため、トレーニング後に体重が増えることがありますが、これは筋肉修復に必要な反応です。

💪むしろ「筋肉が回復している証拠」なので安心してOK。

⑤ ホルモンバランス(特に女性の場合)

女性は生理周期によってホルモンが変化するため、1〜3kgほど体重が上下することも

これは体が水分を溜め込みやすくなる自然な反応です。

→ 生理前の体重増加は“むくみ”が原因で、脂肪が増えたわけではありません。

■ 脂肪が増えるのは「長期的な習慣」の結果

体脂肪が1kg増えるには、約7200kcalの摂取オーバーが必要です。

1日で1kg体重が増えても、それは脂肪ではなく、ほぼ水分か食事の重さです。

つまり、

• 1日で太ることはない

• 継続的にカロリーオーバーが続くと脂肪になる

焦らず、1週間〜1ヶ月単位で体重の平均を見ていくことが大切です。

■ 体重変動に振り回されないためのポイント

✅ 朝イチ・トイレ後・食前に毎日同じ条件で測る

✅ 前日との比較ではなく「7日間の平均体重」を見る

✅ 食事内容・睡眠・運動も記録して原因を把握する

体重の増減は「結果」ではなく、「身体の状態を知るためのデータ」です。

焦らず、数字をうまく活用していきましょう。

■ まとめ:体重の変動は“普通”であり、“健康のサイン”

✅ 体重の変動は水分・食事・便・ホルモンなどが原因

✅ 1〜2kgの増減は脂肪ではない

✅ 継続的な習慣こそが体脂肪に影響する

✅ 体重よりも体脂肪率・見た目・体調を重視

投稿者プロフィール

ボディデザイナー 黒澤 貴寛
ボディデザイナー 黒澤 貴寛
1991,10,6生まれ 茨城県出身

運動を習慣にして、理想のカラダを手に入れるパーソナルジム

運動を習慣にする大切さを伝えたく独立

■実績・受賞歴
21,SUMMER STYLE AWARD 東京予選 2位
22,NABBA WFF JAPAN 出場

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